同時接続クライアント数が少ない、小規模なシステムを開発する時には、
SQL Server Express Edition を使用することが多いです。
なんせ、タダですから。
規模が小さいシステムでは、
開発費用と SQL Server Standard Editionの購入費用がほぼ同じ、
なんてこともザラにあります。
無償版である、Express Edition が使えるからこそ、
業務のシステム化が実現できている会社がたくさんあるんですよ。
そんなわけで今回は、中小企業の味方
SQL Server Express Edition のインストール手順を、
ダウンロードするところから、丁寧に説明します。
新人SEのみなさん、必見ですよ!
SQL Server Express Edition のダウンロード方法
まずは、マイクロソフトのホームページから、
SQL Server Express をダウンロードしましょう。
(以後、SQL Server 2014 Express を例に説明します。
別のバージョンであっても、基本的な手順は同じです)
「ダウンロード」をクリックします
ダウンロードするエディションを選択します。
今回は、SQL Server Managemant Studio が含まれている、
「ExpressAndTools」の64bit版を選択しました。
※ダウンロードが始まらない場合は、
「こちらをクリック」のリンクをクリックすると、
直接ダウンロードできます。
容量が大きいので、コーヒーでも飲んで一休みしましょう。
SQL Server Express Edition のインストール方法
ダウンロードが完了したら、インストールします。
こちらからダウンロードし、あらかじめインストールしておきましょう。
ファイルをダウンロードした場所に移動します。
ダウンロードしたファイルを右クリックし、
「管理者として実行」します。
自己解凍形式になっているので、解凍する場所を指定します。
解凍したファイルはインストール後に削除するので、
保存場所は初期表示の場所でOKです。
解凍が開始されますので、しばらく待ちましょう。
解凍が完了すると、「SQL Server インストールセンター」が起動されます。
「SQL Server の新規スタンドアロン インストールを実行するか、既存のインストールに機能を追加します」をクリックします。
「機能の選択」画面が表示されます。
インストールする機能や、
インストールするディレクトリを指定します。
よく分からなければ、
何も変更せずに「次へ」をクリックして構いません。
次に「インスタンスの構成」の設定を行います。
今回は「既定のインスタンス」を選択し、「次へ」をクリックしましょう。
お次は「サーバーの構成」です。
設定は変更せず、「次へ」をクリックします。
続いて「データベース エンジンの構成」です。
認証モードを「混合モード」にして、
システム管理者(sa)アカウントのパスワードを設定します。
確認用のパスワードも入力し、「次へ」をクリックします。
インストールが開始されます。
インストールが完了すると、下のような画面が表示されます。
「閉じる」をクリックして、画面を閉じましょう。
「すべてのプログラム」に「Microsoft SQL Server 2008」と、
「Microsoft SQL Server 2014」の2つが追加されていることを確認します。
これでインストール完了です。
インストール前に解凍されるフォルダはもう必要ありません。
容量も大きくてジャマなので、削除してしまいましょう。
以上でSQL Server Express のインストールは完了です。
他のPCから接続する場合は、ポート解放等行う必要があるのですが、
長くなりましたので、別の記事でご説明します。
コメント
未だ構築中のサイトですが、このページをリンクさせて頂けないでしょうか?
こちらからです。
http://www.shibatag.net/g_collection/diganavi/diganavi_mailkaiin.html
柴田様
サイトを拝見いたしました。
多くのツールを開発していらっしゃるようで、
非常に興味深いです。
私の記事がお役に立つようでしたら、
是非ともリンクしてください。
[…] 2014 Expressはこちらのサイトが詳しく説明しています。 […]
[…] 2014 Expressはこちらのサイトが詳しく説明しています。 […]
[…] 設定方法はhttp://buzz222.com/mssql-install を参考にしてください。 […]