SQL Server Express に接続できるようにする3つの設定

シェアする

https---www.pakutaso.com-assets_c-2015-06-PAK88_tetuyaakenosyain20141123141151-thumb-1000xauto-18076
SQL Server Express は小規模なシステム構築であれば十分使えるのですが、
デフォルトの状態ではクライアントから接続できません

これを知らないと、結構ハマってしまうんですよ。

「サーバー上では問題なく接続できているのに、何故だ?!」と頭を抱え、
帰れなくなった新人SEさん(何年か前のぼくです)のために
SQL Server Express にクライアントから接続できるようにする3つの方法をご説明します!

スポンサードリンク
レクタングル(H2)

SQL Server Express にクライアントから接続できるようにする3つの方法

クライアントから接続できるようにするには、
以下の3つの設定をすればOKです。

  1. TCP/IPプロトコルの有効化
  2. ポートの固定・開放
  3. SQL Server Browser サービスの有効化


たったこれだけのことなのですが、
MSDNの説明だけでは、ちょっと分かりにくいので、
図を交えてご説明します。

では早速、設定してみましょう!

(ファイアウォールの設定を変更するので、管理者権限のアカウントでログオンしておきましょう)

TCP/IPプロトコルの有効化

今回は「SQL Server 2014 Express」で説明します。

まずは、「すべてのプログラム」から、
「SQL Server 2014 構成マネージャー」を起動します。
MSSQL_A01

「SQL Server ネットワークの構成」→「インスタンス名(今回はMSSQLSERVER)のプロトコル」を開きます。
「TCP/IP」を右クリックし、「有効化」をクリックします。
MSSQL_A02

以下のようなメッセージが出ますので、「OK」をクリックします。
この段階では、サービスの再起動は必要ありません。
MSSQL_A03
「TCP/IP」の状態が「有効」になっていることを確認してください。
MSSQL_A04

ポートの固定・開放

続いて、SQL Server で使用するポートの固定と開放を行います。

「TCP/IP」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
MSSQL_B01

「IPアドレス」タブをクリックし、「IPALL」のTCPポートを指定します。
今回は「49172」に設定しました
MSSQL_B02

先程と同じメッセージが出ますので、「OK」をクリックします。
MSSQL_B03

「SQL Server のサービス」から、
「SQL Server(インスタンス名)」を右クリックし、再起動します。
MSSQL_B04
以上で、ポートの固定は完了です。

続いて、ポートの開放を行いましょう。

コントロールパネルから、「Windows ファイアウォール」を開きます。
MSSQL_B05

「詳細設定」をクリックします。
MSSQL_B06

「受信の規則」をクリックし、「新しい規則」を開きます。
MSSQL_B07

「TCP」「特定のローカルポート」を選択し、先ほど設定したポート番号を入力します。
MSSQL_B08

「接続を許可する」を選択します。
MSSQL_B09

「ドメイン」「プライベート」「パブリック」全てにチェックを付けます。
MSSQL_B10

この規則の名前を入力し、完了をクリックします。
「SQL Server」と書いておかないと、後で何のポートを開放したのか分からなくなるので注意。
MSSQL_B11

同様の手順で、UDPのポートも開放しておきましょう。
MSSQL_B12

TCPとUDP、両方のポートが開放されたことを確認したら、画面を閉じてOKです。
MSSQL_B13

SQL Server Browser サービスの有効化

最後に、SQL Server Browser サービスを有効化します。

「SQL Server のサービス」から、
「SQL Server Browser」を右クリックし、「プロパティ」を開きます。
MSSQL_C01

「サービス」タブをクリックし、「開始モード」を「自動」に変更します。
MSSQL_C03

コントロールパネルの「管理ツール」を開きます。
MSSQL_C02

「サービス」を起動します。
MSSQL_C04

サービスの中から「SQL Server Browser」を探して右クリックし、「開始」をクリックします。
MSSQL_C05

最後に「SQL Server 構成マネージャー」に戻り、「SQL Server のサービス」から、
「SQL Server Browser」を右クリックし、開始します。
MSSQL_C06
無事サービスが開始されたら、サーバーを再起動します。

再起動後、サービスから「SQL Server Browser」が開始されていることを確認しましょう。


以上で設定完了です。
上手くいかない場合は、どこかの設定を忘れているor間違えている可能性がありますので、
落ち着いて見直して下さい。

スポンサードリンク
レクタングル(左)
レクタングル(右)

シェアする

コメント

  1. ずんどこべろんちょ より:

    「サービス」タブをクリックし、「開始モード」を「自動」に変更しますのスクリーンショットと、
    「サービス」を起動しますのスクリーンショットが逆ではないですか?

    • SoL より:

      ずんどこべろんちょさん

      ご指摘ありがとうございます。
      大変遅ればせながら、スクリーンショットを修正しました。

SoL にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

認証コード * Time limit is exhausted. Please reload the CAPTCHA.

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください