自由研究って、テーマを決めたり、
実験や観察をすることも大変ですが、
結果をまとめるというのは、それ以上に大変なものです。
自由研究に苦戦するわが子に、
「実験(観察)は終わったけど、これからどうしたらいいの?」
と聞かれて、
自分の頃は・・・と、思い出そうとしても、
なかなか思い出せなくて、困ってしまっていませんか?
今回は、そんなあなたのために、
自由研究のまとめ方として、
「自由研究を、何に、どうまとめたらいいか?」を、
解りやすくまとめてみました。
お子さんへのアドバイスに困っていたら、
ぜひ、この先をご覧になってください!
それでは、どうぞ☆
自由研究って何にまとめたらいいの?
自由研究は、模造紙やレポート用紙にまとめるのが一般的です。
学校の先生から、使う用紙について指定がある場合もありますが、
特に指定が無い場合、お子さんが決めなければいけません。
初めて自由研究をするお子さんは特に、
「どっちの紙に書いたらいいんだろう?」
と悩んでしまうかもしれません。
模造紙とレポート用紙、
それぞれにメリット・デメリットがあります。
模造紙にまとめる時のメリット・デメリット
- メリット
- 一度に多くの人に見てもらえる
- 大きな図やグラフが使えるので、インパクトがある
- 研究内容全体が、一目で見渡せる
- デメリット
- 大きいので持ち運びが大変
- 書き始める前に、用紙全体のレイアウトを考える必要がある
- 書き間違えた時の修正が大変
レポート用紙にまとめる時のメリット・デメリット
- メリット
- 章ごとや、実験結果ごとにページを分けられる
- 模造紙の様に「○枚に収めなくてはいけない」という縛りがないので、
書きたいことを好きなだけ書くことができる - 書き間違えた場合、そのページだけを書き直せばいい
- デメリット
- 一度に大勢に見てもらうことが難しい
- 模造紙にまとめた時に比べて、インパクトに欠ける
- 研究の全体像が分かりにくい
模造紙に比べて地味ですし、
どうしても、みんなと一緒な感じになってしまいますよね。
そこでおすすめなのが、
こちらで公開されている「自由研究まとめシート」です。
グラフが簡単に書けるシートや、
写真を貼るためのシートなど、
まとめやすくて見た目も良い、様々なレイアウトがあります。
これを組み合わせて使うことで、
市販のレポート用紙や自由帳にまとめている人と差を付けることができます!
自由研究のまとめ方
「自由研究を何にまとめるか?」が決まったら、
さっそくまとめていきましょう!
自由研究をまとめる時は、
文章をだらだらと書かずに、
見出しごとに書いていくのがポイントです。
- 自由研究のタイトル・学年・組・氏名
- はじめに(研究の動機・目的)
- 使ったもの(使用した道具や材料)
- したこと(実験・観察の方法)
- 結果の予想
- 分かったこと(実験・観察の結果)
- 思ったこと・考えたこと(考察)
- 反省・今後やってみたいこと(今後の課題)
- 参考にしたもの(参考文献)
では、それぞれの見出しに、
どんなことを書いていけばいいのかを具体的に説明します。
自由研究のタイトル・学年・組・氏名
まずは、自由研究のタイトルと学年・組・氏名を書きます。
レポート用紙の時は、これだけで表紙を作りましょう。
文字だけだとさみしいので、
余白に研究内容をイメージできるイラストを描いたり、
写真を貼ったりすると、見た目が華やかになります。
はじめに(研究の動機・目的)
”なぜこのテーマを選んだのか?”を書く部分です。
どんなことを知りたいと思ったのか?
何に興味を持って、その研究をしようと思ったのか?
といったことを、自分の言葉で書いていきましょう。
なんとなく決めたテーマであっても、
ここをよーく考えて書いてあげると・・・
立派な研究に変わります(笑)
使ったもの(使用した道具や材料)
実験や観察に使った道具や材料を一覧にします。
何をどれぐらい使ったかも書いておくと、
読んだ人にもイメージがしやすくなります。
したこと(実験・観察の方法)
実験や観察の方法を、できるだけ詳しく書きます。
だらだらと書いても分かりづらくなってしまうので、
箇条書きにすると、読む人に伝わりやすいです。
結果の予想
実験や観察をする前に、
どんな結果になるかを予想していたことを書きます。
予想せずに実験をしてしまった・・・という場合は、
実験の結果を知らない家族や友達の予想を参考にすると、
書きやすいと思います。
分かったこと(実験・観察の結果)
実験や観察の結果を書きます。
思ったことや考えたことなどの主観的なものは、
この後書きますので、事実だけを記録してください。
失敗したことも大事な結果なので、
成功したことだけではなく、
失敗したこともすべて書きます。
文字だけではなく、図やグラフ、表などを使い、
読む人に伝わるように工夫しましょう。
思ったこと・考えたこと(考察)
自由研究をまとめる上で、
一番重要な部分になります。
実験をして、自分が思ったことや感じたこと、
なぜこの結果になったのか考えたこと書きましょう。
予想と違っていた部分や、
失敗してしまった理由、
気になって調べたこと
などがあれば、それも書いてください。
反省・今後やってみたいこと(今後の課題)
もっとこうすればよかったと思ったことや、
さらに知りたいと思ったことを書きます。
実験や観察が上手くいかなかった時は、
ここが挽回するチャンスです。
失敗を次に活かすにはどうしたらいいかを
よく考えて書いてみましょう。
参考にしたもの(参考文献)
今回の自由研究をする時に参考にした
本やホームページがあれば、書いておきます。
いかがでしたか?
そういえばこんな感じだったなぁ・・・と、
昔の記憶がよみがえってきたでしょうか?
「自由研究は親の宿題」とも言われるご時世ですが、
お子さんと一緒に、最後の仕上げを頑張ってくださいね^^
この記事が、少しでもお役に立てたなら嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!