子どものすこやかな成長を祝う「七五三」
両親と晴れ着で神社にお参りに行き、写真を撮って、
おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に食事をした
なんて思い出がぼくにもあります。
一生に1回か2回しかない、とても大切なイベントですから、
親としては、きちんとお祝いしてあげたいという思う反面、
「ぶっちゃけ、七五三ってどれくらいお金がかかるの?」
という心配もつきまといます。
ぼくは息子のお宮参りの時、あれもこれもと調子にのった結果、
写真だけで5万円以上かかってしまい、
痛い目を見た経験があります(^^ゞ
「お宮参りの時にはちょっと失敗しちゃったけど、
七五三の時こそは、賢く節約したい!」
ぼく以外にも、そう思っている方が
いらっしゃるのではないでしょうか。
賢く節約するためのポイントは、
何にいくらお金がかかるかを明らかにして、
その中からどこが削れるかを考えることです。
そんな訳で、まずは
「七五三の何にいくらお金がかかるか」を
はっきりさせましょう!
七五三にかかる4つのお金
七五三にかかるお金は、
大きく分けて、以下の4つです。
- 衣装・着付け・ヘアメイク
- 初穂料・玉串料
- 写真
- 食事
衣装・着付け・ヘアメイクの料金
まず必要になるのは、お子さんの衣装に関するお金です。
衣装と一言で言っても、
着物(晴れ着)・袴だけではなく
- 帯
- 腰ひも
- 足袋
- 草履
- 髪飾り
- 巾着
加えて、女の子なら
といった小物も多く必要になります。
レンタルなら、15,000~40,000円
購入するとなると30,000円~200,000円くらいでしょうか。
衣装に加えて、着付・ヘアセットも必要です。
三歳の女の子や、五歳の男の子なら5,000円くらい
七歳の女の子なら、8,000円くらいが相場のようです。
神社での祈祷料(初穂料・玉串料)
神社でお祈りをしてもらう時に納めるお金を、
初穂料(はつほりょう)や玉串料(たまぐしりょう)と呼びます。
神社によって、最初から料金が決まっているところもあれば、
こちらが気持ちで決める場合もあります。
どちらの場合でも、5,000~10,000円が相場です。
のし袋に包んで渡しましょう。
金額によって対応が変わることは(基本的に)ありませんが、
気持ちで決めていい場合であっても、
1,000円とか、あまりに安すぎる金額にすることはマナー違反です。
いくらぐらい包めばいいか分からない場合は、
予約の際に聞いてみるといいでしょう。
兄弟・姉妹であわせてお祈りしていただく場合は、
1人1包が基本となります。
写真にかかるお金
もっともお金がかかるのが、記念写真です。
チェーンの写真スタジオでも、
30,000~70,000円くらいかかります。
アルバムやフォトフレームなど、色々残そうとすると、
あっという間に50,000円は超えてしまうでしょう。
(お宮参りの時のぼくがまさにそうでした)
また、買った写真しかデータにしてくれない場合や、
データがもらえるのは1年後という場合もあります。
料金だけではなく、
サービスの内容も事前に確認しておくことで
「こんなはずじゃなかった」
という後悔をせずに済みますよ^^
食事にかかるお金
おじいちゃん、おばあちゃんとの食事にかかるお金も忘れてはいけません。
ランチであれば
大人で1人3,000円くらい、
お子さんは1人1,000円くらいを考えておきましょう。
お子さんが1人で、
大人が両親とおじいちゃん、おばあちゃんの計4人なら、
13,000円くらいになります。
七五三にかかる総額は?
- 衣装・着付け・ヘアメイク
- 初穂料・玉串料
- 写真
- 食事
七五三にかかる、上記4つのお金を合計すると、
安く抑えて約70,000円、
奮発すると約140,000円(!)かかる計算になりました。
…安く抑えても結構かかりますね(^^ゞ
安月給のぼくにはかなり痛いです。
「七五三の何にいくらお金がかかるか」が
これで、はっきりしました。
ここからは、ぼくが本気出して考えた
「お祝いの質は落とさずに、もっと安く抑える方法」を
ご紹介します!
食事は実家でごちそうになる
時間や距離に問題がなければ、
食事を実家でごちそうになってしまいましょう!
ちょっと図々しい気もしますが、
かわいい孫のためなら、
おばあちゃんも喜んで腕を振るってくれるはずです。
衣装はネットでレンタル
衣装はお店でレンタルするよりも、
ネットでレンタルした方が安く抑えられます。
例えば「DMMいろいろレンタル サービス」なら、
10,000円以下でレンタルすることができます!
ネット予約でファッションレンタル!自宅に届いてラクラク返却!
着付けを自分たちでやってあげることで、
節約になるだけではなく、
「お母さん(お父さん)に着物を着せてもらった」
という思い出をプラスできることもポイントです!
動画を参考にすると意外と簡単にできそうです。
写真で節約するなら前撮りがおススメ
写真撮影の費用を節約するなら、
前撮りがおススメです!
一番混む10月・11月を外すことで、
同じサービスでも、
20,000円ほど安くすることができます。
安いだけではない、前撮りのメリット
七五三の写真を前撮りするメリットは、
料金が安いことだけではありません!
何よりも大きなメリットは、
混まないことです!
慣れない衣装を着て、写真を撮ることは
お子さんにとってストレスになります。
嫌がってしまうお子さんもいるでしょうし、
緊張していい表情が撮れないなんてこともあります。
後がつかえている状態で、
お子さんがぐずりだしてしまったら…
写真どころではありませんよね。
前撮りなら、お子さんのペースに合わせることができるので、
余裕をもって撮影することができます。
さらに!お店によっては、
衣装代や着付けがタダになったり、
プレゼントがもらえる
といった特典があることも魅力的です。
七五三の前撮りは5月がおススメです
前撮りにおススメの時期は、5月です。
半年ほど前なら混みませんし、
夏を迎える前なので、
日焼けをする前のお子さんを写真に残すことができるからです。
最後はお祝いをあてにしましょう
おじいちゃん・おばあちゃんからもらえる、
七五三のお祝いは、10,000円~数万円くらいが相場のようです。
必ずしももらえるとは限りませんが、
両家から10,000円ずつもらうことができれば、
20,000円になります。
七五三には何かとお金がかかりますので、
ありがたく使わせていただきましょう。
七五三を賢く節約した結果
賢く節約&お祝いをあてにした結果、
約25,000円に抑えることができました。
(写真は前撮りで安くなったぶん、
残す写真を増やしたと仮定して、
金額は変えませんでした)
予想外の出費があったとしても、
30,000円前後に収めることは、十分に可能です。
賢く節約して、思い出も、
お子さんの将来のためのお金も、
しっかり残したいですね^^